Happy Train Tour 2023 宮城(2023.10.06-10.08)
仙台散策&みちのく潮風トレイル&「神の絨毯」栗駒山

ライブ参戦
栗駒山

はしがき

 日向坂46の今年の全国ツアー「Happy Train Tour 2023」宮城公演は、10月6日(金)・7日(土)にセキスイハイムスーパーアリーナで開催されました。近くには紅葉の名所・栗駒山があります。例年なら紅葉の見頃はすでに過ぎている時期かもしれませんが、今年は紅葉のピークが遅れているとの予想から、10月6日(金)にライブを鑑賞し、翌日栗駒山を登るというプランを立てました。

 10月6日(金)の公演チケットは無事当選。宿も確保し、あとは当日を待つだけ…のはずでしたが、公演直前に山の天気予報を見ると、10月7日(土)は悪天候、10月8日(日)は天候が回復するとのこと。もう一泊したいものの、土曜日直前では宿が取れず、残っている宿は高額または駅から遠い場所ばかり。それでも諦めずに深夜まで予約サイトを何度もチェックしていたら、奇跡が起こりました。なんと、初日に予約していた同じホテルの部屋を確保できたのです!宿泊代は平日より20%ほど高かったものの、休日料金としてはむしろ良心的でした。

【2023.10.06】Happy Train Tour 2023 宮城

仙台散策

 仙台駅に着いたのは12時前。18時のライブまで時間があったので、関東以外の寺社を訪れる機会が少ない私は、このチャンスを逃すまいと、まずは駅近くに鎮座する仙台のお伊勢さま「櫻岡大神宮」に参拝しました。この日はちょうど例大祭が行われており、限定御朱印も頒布されていました。

櫻岡大神宮
例大祭限定御朱印

 次に向かったのは青葉城跡です。高台にあるため、なかなかたどり着けず少し焦りましたが、ようやくガイドブックでおなじみの「伊達政宗公騎馬像」に到着しました。急いで写真を撮った後、宮城県護国神社にも参拝しました。

伊達政宗公騎馬像
宮城県護国神社

 宮城県護国神社の切り絵御朱印はとても素晴らしく、もはや芸術品といえる美しさです。また、現在は「伊達政宗公騎馬像帰還記念 別宮浦安宮特別御朱印」も頒布されています。2022年3月の福島県沖地震により、騎馬像の馬の脚にひびが入り、右に傾いてしまったそうです。その後、東京都内の工房で修理が行われ、今年の3月21日に仙台へ戻ってきました。修理を終えた「伊達政宗公騎馬像」の帰還を記念して、この特別御朱印が頒布されるようになったとのことです。

日向坂46「Happy Train Tour 2023」宮城公演

 今回の宮城公演では、仙台駅と公演会場である「セキスイハイムスーパーアリーナ」の間にシャトルバスが運行されていました。ただし、乗車券は事前購入が必要です。私は登山が好きですが、普段は運動不足気味なので、復路のみシャトルバスを利用し、往路はJR東北本線に乗り、利府駅から徒歩で向かう予定でした。しかし、この日は強風のため、始発から東北本線が終日運転見合わせとなっていました。

 仙台散策にも時間をかけすぎてしまい、結局青葉城跡からタクシーで仙台駅に戻ることに。駅のロッカーに預けていた荷物を回収し、ホテルに到着したのは15時過ぎでした。その際、慌てていて仙台駅で東北本線の運行状況を確認するのをすっかり忘れてしまいました。

 結局、会場へは再びタクシーを利用することに…。💦

セキスイハイムスーパーアリーナ
当日のグッズ販売

 ライブレポを書く予定はありませんが、少しだけ感想をお話しします。

 二日目のライブには参戦しなかったため、状況は分かりませんが、一日目は会場に少し空席が目立っていて、正直ショックを受けました。首都圏ではなかなかチケットが取れない日向坂46のライブ(「<神奈川>Kアリーナ横浜」追加公演のファンクラブ先行申込で私は2日とも落選)ですが、地方ではまだ厳しい現実があるのかもしれません。メンバーもおひさまも、もっともっと頑張る必要があると感じました。

 それでもやはり、日向坂46のライブは最高でした。とにかく楽しかったです!そして何より、2ndアルバムのリード曲「君は0から1になれ」のティザー映像が発表された後のみーぱん(佐々木美玲)のMCが本当に素晴らしかった。過去一で「エモい」MCだったかもしれません。普段はあまり感情を表に出さない私ですが、あの時は思わず涙が溢れてしまいました。

美鈴「今日は新センターのくみさんにサプライズがあります。おひさまにもメンバーにも言ってないけど(笑)みんな合わせてね?いくよ~ せーの~」
美鈴「くみちゃん、センター~~」
全員「おめでとう!」


【2023.10.07】みちのく潮風トレイル

『みちのく潮風トレイル』は、青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐロングトレイルです。
その最大の魅力は、海の景観をダイナミックに感じるスポットの豊富さ。
日本一美しい断崖やリアス海岸ならではの風景、恵み豊かな世界三大漁場など見どころが目白押しです。
自然が織りなす圧倒的な美しさのなかを、潮風にゆられながら進み、忘れられない感動を味わってください。
「みちのく潮風トレイル」公式サイトより

 みちのく潮風トレイルは、以前から気になっていたロングトレイルです。実は9月、大人の休日倶楽部パス(東日本)の特別利用期間を利用して、3泊4日の東北旅行を計画していました。その最終日に、このトレイルの青森県八戸市ルートを歩く予定でした。しかし、台風13号(インニョン)の影響で、その計画はすべて水の泡となってしまいました。

 宮城県名取市に位置する「みちのく潮風トレイル名取トレイルセンター」は、仙台駅からそれほど遠くない場所にあります。情報収集を兼ねて、少しだけ歩いてみようと思い、足を運びました。

名取トレイルセンター

 仙台駅から仙台空港アクセス線に乗り、名取駅で下車。そこからバスで20分ほどで名取トレイルセンターに到着できます。しかし、私は「2023年10月1日からバス時刻表が変更された」という最新情報を把握しておらず、古い時刻表をもとに電車に乗りました。名取駅の階段を下りた瞬間、目の前で仙台空港行きのバスが出発してしまいました。

 次のバスは1時間後。

 結局、またタクシーを利用することに…。💦

みちのく潮風トレイル名取トレイルセンター、立派な建物。
名取トレイルセンターの裏側
展望台?
芝生広場、キャンプ場も整備されているようです。

施設の詳細は公式サイトをご参照ください。
みちのく潮風トレイル名取トレイルセンター

 私は施設内で2冊の地図を購入しました。1冊目は01番の「八戸~久慈」で、これまで集めたトレイル情報の中で最も気になり、ぜひ歩いてみたいと思っている区間です。もう1冊は09番の「石巻~名取」で、今回は少し体験的に歩いてみようと考え、購入しました。


トレイルセンター ~ 仙石線中野栄駅

 名取トレイルセンターから北上して約4時間歩くと、市街地に入り仙石線を利用して仙台駅に戻ることができます。体験コースとしてはちょうど良い距離ではないかと思います。

中野栄駅まで唯一見つかったトレイルの路標。地図がないと迷いますね。

 途中、気になる看板を発見しました。「サイクルスポーツセンター」という施設で、調べてみると宿泊も可能で、自転車のレンタルも行っているようです。今度、チャンスがあればぜひ遊びに行きたいですね。

 今回歩いたコースのメインは、貞山堀運河沿いに続く長い一直線の道路でした。後半はサイクリングロードと合流します。

仙台亘理自転車道線

 途中、数え切れないほどのトンボが飛び回っていました。トンボ好きの私にとっては、ちょっと得した気分でした(笑)。

釣り帰りらしきおっさん二人

途中、雨が降ることもありましたが、遠くに青空が見えます。こういう時に周りを探してみると、薄いながらも虹を発見しました。🌈

途中で謎の木道を発見しました。歩いてみても特に見どころはなく、行き止まりになっていました。一体何のために作られたのでしょうか?


謎のタワー(笑)

 このあたりのカモはかなり警戒心が強く、少し近づいただけですぐに逃げてしまいます。やはり付近に人が少なく、人に慣れていないことが原因なのでしょうか。

運河の向こうにある木の上に、名前の分からない鳥がいました。

沿線には、このような海岸公園がいくつも点在しています。

 この日は風が強く、日が暮れるとさらに寒さが身に染みました。高砂橋を渡るとようやく市街地に入り、仙石線の中野栄駅に到着した頃には、周囲はすっかり暗くなっていました。その後、仙台駅に戻り、牛タンを食べてからホテルへ戻りました。

 一日中歩き続けたせいか、さすがに疲れました。

仙台亘理自転車道線
高砂橋

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【2023.10.08】「神の絨毯」栗駒山

 奥羽山脈のほぼ中央に位置する栗駒山は、宮城・岩手・秋田の三県にまたがる名峰だ。9月下旬~10月上旬に最盛期を迎える紅葉は、全山が色づき「神の絨毯」と呼ばれるほど美しいことで知られる。「日本百名山」の深田久弥氏も、そのあとがきで「栗駒山も百名山に入れるべきであったかもしれない」と記しているほどの名峰なのだ。

 JRくりこま高原駅で友人二人と合流しました。この二人は、今年7月の北アルプス縦走でも「体力自慢の二人」として登場したメンバーです。(笑)

登山バス「栗駒山紅葉号」2023

 JR石越駅(東北本線)とJRくりこま高原駅(東北新幹線)、いわかがみ平(中央登山口、東栗駒登山口)を結ぶ、期間限定のバスが今年も運行されます。
 予約不要で気軽に利用でき、公共交通を利用する登山者にとても便利な設定です。

 ということで、JRくりこま高原駅で集合した理由は、「栗駒山紅葉号」に乗るためです。このバスは名前の通り、栗駒山の紅葉シーズン中の土日祝日に限定運行されています。この日も予想通り大勢の登山客が集まり、バスはなんと9台が栗駒山に向かいました。さすが人気の栗駒山です。

 くりこま高原駅でバスを待っている時は快晴でしたが、いわかがみ平に到着した頃には、栗駒山の山頂部に雲がかかっていました。

 仕方がない、これも山の自然の一部です。

 今年は天候の影響で、紅葉の色づきはいまひとつでした。さらに曇り空で日差しがさえぎられたため、撮影した紅葉の写真は鮮やかさに欠け、全体的に暗い印象となってしまいました。

というわけで、ここから掲載する写真はすべて画像編集ソフトで加工したものです。実際に見た紅葉の景色は、紅葉の色づき具合や日差しの加減によって大きく異なりますので、その点ご注意ください。

 いわかがみ平からは、中央コースと東栗駒コースの2つのルートがありますが、私たちは中央コースを選んで山頂を目指しました。人は多かったものの、中央コースの登山道はよく整備されていて、比較的幅も広いため、大きな渋滞もなくスムーズに山頂まで登ることができました。

栗駒山、山頂はやはり雲の中

 山頂は多くの人で賑わっていました。私は山頂に長く滞在せず、「ヤマスタ」アプリでスタンプを獲得した後、すぐに天狗平へ向かいました。

 須川コースは火山ガスの影響で現在閉鎖中ですが、天狗平から秣岳(まぐさだけ)コースを約10分歩くと、地図上に「展望岩頭」という場所があります。この展望岩頭は名前の通り、非常に素晴らしい展望ポイントで、いくつかの湿原や昭和湖を望むことができます。この時期はもちろん紅葉も期待できます。


「展望岩頭」に向かう登山道

「展望岩頭」からの景色

秣岳方面
秣岳コース
シラタマノキ湿原
昭和湖

 前述の通り、今年の紅葉は色づきがいまひとつで、さらにこのような天気の中では、満足のいく景色を見ることはできませんでした。今目の前にあるのは、画像ソフトで加工した後に作り出した、まぼろしの「神の絨毯」です。

 「来年こそリベンジします。」友人はそう言いました。

下山中に撮った一枚。ここが「神の絨毯」なのかな?

 「栗駒山紅葉号」はとても便利ですが、往復を利用した場合、渋滞がなく時刻表通りに運行されたとしても、山での滞在時間はわずか4時間半ほどしかありません。もし天気が良く、紅葉も見頃であれば、やはり山の上でゆっくりと過ごしたいものです。来年リベンジする際には、やはりマイカーのほうが良いのかなと思いました。免許を持っていない私は、もちろん友人にお任せすることになりそうです。(笑)

 また来年~~!


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