『月と星が踊るMidnight』、初めての聖地巡礼!

登山&旅行


※本ブログの内容は2022年9月25日時点の情報です。

 10月26日は日向坂46の8枚目シングル『月と星が踊るMidnight』の発売日です。

 表題曲『月と星が踊るMidnight』のMVは、かなり前から公開されていました。私は登山やトレッキングが好きなので、MVの中で一番印象深かったシーンは、やはりドローンで撮影された湖面の映像です。本当に息をのむほど美しかった。

 MVのエンディングを見て、「あれは『八ッ場(やんば)あがつま湖』だ」と知りました。少し調べてみると、この湖は八ッ場ダムの建設によって生まれたダム湖とのこと。

 実は、これまでいわゆる「聖地巡礼」をしたことはありませんでしたが、今回はMVに映る景色に惹かれ、ついに八ッ場ダムを訪れることにしました。

八ッ場ダムへの道のり

 行く前に具体的なロケ地が分からず、地図を眺めながら考えていると、あることに気づきました。

 「八ッ場ダムの反対側にあるJR吾妻線の長野原草津口駅からダムまで歩いても2時間ほど。登山好きの私なら、この距離は平地なら余裕だ!」と。

 歩きながらロケ地を探せばいいです。

 私が八ッ場ダムに訪れたのは9月25日。長野原草津口駅からダム方向に歩き始めて約20分、湖畔沿いの道路から遠くにY字型の橋脚が見えました。実はここからすでに撮影地が見えていたのですが、その時は全く気づきませんでした。

ちょっと遠くて見づらいですが、橋の向こうには撮影が行われた芝地と、右側には水陸両用バスが入水する桟橋が見えます。橋の右側にある赤い屋根は、八ッ場湖の駅丸岩だと思います。

 さらに八ッ場バイパス沿いを歩いてしばらくすると、それが突然目の前に現れました。見た瞬間、「これだ!」と心の中で叫びました。MVの冒頭に登場する巨岩です。この岩が「丸岩」と呼ばれていることは後から知りました。

八ッ場バイパス沿いから見た丸岩。電線が少し邪魔でした。

丸岩と展望台

 「八ッ場湖の駅丸岩」の入口近くの道路脇に遊歩道があり、登ってみると階段は整備されているものの、藪が深く、途中でヘビやカエルに遭遇して驚きました。山の上にある勝沼展望台からは丸岩がはっきりと見えました。

勝沼展望台から見た丸岩です。MVの2分15秒や2分20秒あたりにも登場しています。

 さらに奥に進むと天狗松展望台があり、そこから湖面を一望できます。「八ッ場湖の駅丸岩」が実際にMVのロケ地だと確信したのは、この展望台に到達した時でした。実はMVのエンディングに「八ッ場湖の駅丸岩」の撮影協力クレジットが記載されていましたが、私は気づいていませんでした。

天狗松展望台からの俯瞰です。手前の木が少し邪魔ですが、ロケ地の全貌はおおよそ見渡せます。

 下山後、「八ッ場湖の駅丸岩」に立ち寄ると、建物裏庭に日向坂46のメンバーが店のコースターにサインしたという張り紙を見つけました。サインの公開はシングル発売日の翌日、10月27日とのこと。同じデザインのコースターを店からいただけるようです。

八ッ場湖の駅丸岩の建物裏にある庭から、ロケ地の全貌が見えます。
実際に見たことはありませんが、おそらく水陸両用バスの入水や上陸に使われる桟橋だと思います。
MVの1分55秒からのダンスシーンや、2分5秒、2分55秒、3分14秒あたりに登場しています。
対岸の芝地です。MVの2分11秒から、メンバーが歩いたりダンスをしたりするシーンがあります。
また、2分44秒のところでは、背景にトンネルと橋が見えます。

 ちょうど昼時だったので、写真を撮り終えた後に店内で昼食をとり、さらにアイスもいただきました。普通に美味しかったです。窓側のカウンター席でアイスを食べていると、ガラス越しにおひさま(日向坂46のファン)を発見しました。

黒板の右上に貼られているメッセージ入りのコースターは、メンバーがサインに使ったものと同じもののようです。
仲間と一緒に聖地巡礼をするのはいいですね。

聖地巡礼の締めくくりと残るロケ地

 聖地巡礼としてはここでひとまず終了。時間があったので、予定通り八ッ場ダムにも行きました。

途中で水陸両用バスに遭遇しました。
やはり湖面を走るバスは絵になりますね。
沿線の所々に、ダム建設で水没した枯れ木があります。個人的にはこうした景色が結構好きで、たくさん写真を撮りました。
八ッ場ダム

 MVのロケ地は他に2箇所あります。一つは「株式会社大野工業赤城事業所」。ここはさすがに立ち入りは難しいでしょう。もう一つは「ぐんま天文台」。こちらはまだ訪れたことがありません。

 私は車の免許がないため、公共交通機関を使うしかありません。ぐんま天文台へ行くには、最寄り駅からタクシーを利用する必要があり、片道約6,000円。一人ではちょっと厳しいですね。

 さらに、夜の入場は予約制で、この前ぐんま天文台の公式サイトをチェックした時には、すでにすべての枠が埋まっていました。

 どうせ行くなら、やはり星空を見たいですよね。

 いつか、『月と星が踊るMidnight』のような景色が見られる日が来るといいなと思います。


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