➡ 2023/07/15 北アルプス縦走1日目
➡ 2023/07/16 北アルプス縦走2日目
➡ 2023/07/17 北アルプス縦走3日目
稜線ルートか巻道ルートか
2足靴下作戦の出だしはよい。三俣山荘から出発した時、足の痛みは殆ど感じなかった。
午前7時5分、三俣峠を到着。
三俣峠は稜線ルートと巻道ルートの分岐。二つのルート最後は双六小屋の手前で合流する。稜線ルートは景色がいいですが体力と時間がかかる。体力自慢の二人は稜線ルートを選びましたが、私とYさんは勿論巻道ルート。Oさんはちょっと躊躇したが、体力温存のため私達と一緒に巻道ルートで行く。Oさんは前日かなり疲れた模様。
私は巻道ルートを選ぶもう一つの理由、巻道ルートは花畑がいっぱいあり、花の道です。
実は巻道ルートでも、いい景色が見られます。
双六小屋
午前8時52分、双六小屋に到着。巻道ルートはやはり楽、鈍足の私達、あの二人より先に着いちゃった。
喫茶営業をしていますが、目当てのケーキはまたも品切れ、本当にショックでした。
そして今回はようやく気づいた、双六小屋の看板はあの脚本家、著作家、田中澄江氏が書いたようです。
クロユリ
双六池を経過する時、何人が道辺を向けて何か写真を撮っています。近づいて見ると、まさかのクロユリです。この4日間いろんな花を見ましたが、クロユリは初めてです。ちょっと驚くことは、双六池のクロユリはとにかく黒いです。8年前白山で撮れたクロユリの写真と比べると、この差は一目瞭然。
ちなみに鏡平山荘向かう途中「くろゆりベンチ」という休憩ポイントがありますが、周りにクロユリが見つからなかった。
鏡平山荘
双六小屋を出発してから足の痛みを感じ始めた。マメの痛みかそれとも単なる疲労の痛みか、もうよくわからなくなる。
鏡平山荘に到着したのは11時22分。ここで昼食、ちょっと長い休憩を取りました。
昼食は牛丼を注文、かき氷はここの名物ですが、今回は気分転換、コーヒーフロートを注文しました。
この時は曇り空になって、鏡池に映る槍・穂高は残念ながら見えなかった。
わさび平小屋
曇り空で日差しがないものの、標高が下がりずつ段々暑くなると感じます。鏡平山荘から2時間ほどで小池新道を歩き切って、小池新道登山口から左俣林道に突入。そして20分ほど、わさび平小屋に到着。ここでちょっと小休憩。
わさび平小屋の名物、冷たい湧き水を利用して冷やした野菜や果物。私はスイカを注文、生き返る~~
新穂高温泉・下山
左俣林道は傾斜が緩くて歩きやすい。ただ足の痛みが増す、辛抱のひと時。結局私は最後になって、ゴールの手前でやっとOさんと合流。ほかの3人は前のバスをぎりぎり間に合って、先に平湯に向かって情報収集。
平湯でYさんは友達が車で迎える。Oさんは高速バスで新宿に向かう。私はあの体力自慢の二人と一緒に松本駅に行って中央線特急を乗ります。結局平湯で現地解散のかたちになりました。
家までの帰り道はまだ長いですが、無事下山できてほっとしました。
皆さん、4日間本当にお疲れ様でした。
今回の山旅の感想と反省点
北アルプスの地図のコースタイム設定はやはり厳しい?
実は結構前から薄々と感じました。北アルプスの地図のコースタイム設定はやや厳しいです。つまり感覚的には同じペースで歩いて、ほかの山域はコースタイム通りで歩けるとしても、北アルプスならなかなかできない。昔は荷物の軽量化を徹底して何とかカバーしましたが、今回は久しぶりの北アルプス、ちょっと油断しましたね。
私はこの感想を友達と話した時、「トレーニングしろ!」と突っ込まれた。
まあまあ正論ですけど、まずは荷物の軽量化、ですよね?(笑)
山の中に電波が良くなった?
私の携帯の契約はソフトバンク社。昔山に入るとずっと圏外の状態は多いですが、今回のルート上、電波が入れる時が多いと感じます。だいぶ改善されたようですね。
ここは一つの反省点、2日目高天原山荘に到着するのは遅くなると確定した時、早めに山小屋に電話を連絡すべきと思います。
荷物の軽量化
今回の山旅最大の反省点は、無駄の荷物が多すぎます。欲張りで星空を撮影したい、自撮りをしたい、結局持っていた三脚と自撮り棒、一回も使えなかった。ここは昔の感覚を取り戻しながら、軽量化を徹底します。
次の山旅、楽しみにしています。
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