2023/05/04 春の大菩薩嶺

登山&旅行

日本語下手の私が、初めて同じく中国上海出身、日本語が私よりずっと上手な友達から、「リハビリ登山」という単語を知りました。

「リハビリ」というなら、何かけが、または病気から回復するためにトレニンーグをすること、ずっとそういう印象でした。勿論私達はけがでも病気でもなかったが、本格的な山登りは久しぶりでした。

この意味で「リハビリ登山」という言い方があると初めて知って、自分の勉強不足を痛感しました。

今回登る山は日本百名山の一つ、山梨県に位置する標高2,057mの大菩薩嶺です。上日川峠 – 大菩薩嶺 – 大菩薩峠 – 石丸峠 – 石丸峠入口の初心者向けのコースですが、「リハビリ登山」ならちょうどいい感じです。

5月4日、ゴールデンウィークの真ん中、そして天気が快晴、文句なしの登山日和。朝8時前、JR甲斐大和駅前のバス乗り場が長い行列が出て、上日川峠に向かうバスは3台以上の臨時便が増発した大盛況だった。

大菩薩嶺を巡るコース、その最大の魅力は雷岩から大菩薩峠の間の開放的な笹の平原の尾根歩きと、裾野まで見渡せる雄大な富士山の絶景です。冒頭の写真はこの絶景の定番の一枚です。

笹の平原は私が大好きな山の景色の一つです。大菩薩嶺だけでなく、ほかの山でも、笹の平原があるなら、すごくテンションが上がります。

笹の平原の尾根、大菩薩峠方面の展望

大菩薩峠から下山もできますが、「せっかくのリハビリ登山なので、もうちょっと足伸ばしてみよう」と、私が同行の友達にそう言いましたが、実はこの先、私はもう一つどうしても見たい景色があります。それは石丸峠の笹の平原です。山麓はすっかり春になったが、笹の平原はまだ完全に緑に戻っていません。

石丸峠

大菩薩峠から石丸峠の間、「熊沢山」というピークがあります。この時期、このあたりは可憐な小さい白い花がいっぱい咲いています。私は山野草に詳しくないので、後で調べた結果、花の名前は「バイカオウレン」です。

バイカオウレン(梅花黄連)

下山途中も所々スミレを見かけました。

タチツボスミレ

私は趣味で「ヤマスタ」というアプリを使って山のスタンプを集めています。このアプリは山頂や観光名所などの所定の場所で、スマホのGPS機能を使ってチェックインすると、記念のスタンプを集めることができます。登山の疲れで山頂のチェックインを忘れることが良くありますが、今回は無事ゲットできました。


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