紅葉シーズンの河口湖(2023年)

登山&旅行
新倉山浅間公園

 河口湖に行ったのは、先月の11月19日(日)。少し時間が経ってしまいましたね。

 もともと、このブログを書くつもりはなかったんです。理由はというと、紅葉シーズンの河口湖、しかも天気が良い日曜日だったので、人が多すぎて、正直あまり良い体験の旅にはならなかったからです。

 でも、「新倉富士浅間神社」でいただいた御朱印を改めて見て、その美しさに感動し、やっぱりこのことを書き残したいと思い直しました。

新倉山浅間公園

 「新倉富士浅間神社」よりも、「新倉山浅間公園」の方が有名かもしれません。

 桜のシーズンには、五重塔「忠霊塔」と桜、そして雄大な富士山を一度に眺めることができるスポットとして、「NIPPON」を体感できる場所として知られ、海外の観光客にも大人気です。

 私自身、桜のシーズンに訪れたことはまだないのですが、紅葉のシーズンでもやはり人がたくさんいました。多分、日本人より外国の方が多かったと思います。ただ、歩けないほどの混雑ではなかったので、その時はまだ楽観的で、危機感はまったくありませんでした。

 せっかく来たので、もちろん398段の階段を登り、展望デッキで例の構図の写真を撮りました。展望デッキから見る富士山は、やっぱり雄大で圧巻の景色でした。

新倉富士浅間神社

切り絵御朱印
秋限定御朱印

北口本宮冨士浅間神社

 「新倉富士浅間神社」から「北口本宮冨士浅間神社」までは、徒歩で約50分ほどだったので、歩いて行きました。

途中の本町名店街
北口本宮冨士浅間神社の参道
北口本宮冨士浅間神社御朱印
北口本宮冨士浅間神社 隨神門(国指定文化財)

 北口本宮冨士浅間神社に向かう途中で昼食をとったため、神社の境内をゆっくり散策する時間がありませんでした。参拝を済ませた後、慌ててバス停に向かったのですが、ここから悪夢が始まりました。

 神社前の道路は渋滞しており、バスの遅れを覚悟していたものの、30分待ってもバスが一向に来ません。そこで再びバス停の時刻表を確認したところ、時刻表の下部にQRコードがあることにようやく気付きました。実は、このQRコードをスキャンすると、GPSで現在のバスの位置が分かる仕組みだったのです。もっと早く気付いていれば、バスを待つ間に神社内をもう少し散策できたのに、と少し後悔しました。

河口湖自然生活館(大石公園)

 実は、もともとの計画では河口湖駅でバスを乗り換え、西湖付近の「紅葉台」へ行く予定でした。しかし、前のバスが遅れたせいで、予定していたバスに間に合いませんでした。紅葉台行きのバスは便数が少なく、次のバスに乗ったとしても、最寄りのバス停から紅葉台まで軽い登山を含む距離があり、戻りのバスの時間に間に合わないだろうと判断しました。タクシーを使えば紅葉台の近くまで行けるものの、河口湖駅のタクシー乗り場には長蛇の列ができていました。

 河口湖駅でしばらくうろうろしていましたが、このまま帰宅するのはやっぱり悔しいと感じました。河口湖自然生活館行きのバスも長い行列ができていましたが、時刻表を無視して何台ものバスがフル運転しており、さらに夜遅くまで河口湖駅に戻るバスが運行していることが分かりました。そこで、大石公園で富士山を撮影しようと決断しました。

こちらは2009年に紅葉台から撮影した写真です。当時は雲がかかっていて、決して良い条件ではありませんでした。今回は快晴だったので、もう一度この景色を見たいと思っていましたが、結局見ることができず、本当に悔しいです。

 結局、河口湖自然生活館行きのバスには乗れたものの、大渋滞に巻き込まれてしまい、日が暮れ始めたため途中で下車しました。その後、河口湖湖畔を歩きながら撮影ポイントを探しました。

 撮影を終え、河口湖自然生活館のバス停のほうが近いと思い、そこでバスに乗りましたが、帰り道も大渋滞でした。今振り返ると、実はバスが河口湖紅葉まつりの会場を通っていたことが渋滞の原因だったようです。そのため、逆方向に歩いて紅葉まつりの会場を抜けてから乗車したほうが早かったかもしれません。

 良い旅だったとは言えませんが、河口湖はやはり富士山撮影に適した素晴らしい場所です。この日は天気が良かったものの、風が強くて逆さ富士を撮影することはできませんでした。いつかリベンジしたいと思います。


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